📚 ヘルプ・使い方ガイド

サロアカ・コンパスの機能と使い方を詳しく説明します

全体像

  • 画面上部に「売上・目標達成状況(KPI)」をまとめて表示します。
  • (管理者のみ)KPIの直下に「新レポート基盤プレビュー(V2)」が表示されます。
  • その下に「オペレーションセンター(今日のタスクや提案)」「顧客分析」「今日の予約」が並びます。

KPIの見方

  • 今月の売上・予約合計・新規顧客・総顧客数を表示します。
  • 目標値と達成率を確認し、日々の進捗管理に活用します。

📊 新規顧客数について

新規顧客数は「初回来店日」が今月の顧客のみをカウントします。

  • 総顧客数:登録されている全顧客数
  • 新規顧客数:「初回来店日」が今月に設定されている顧客数

※ 顧客詳細画面で「初回来店日」が未入力の顧客は、新規顧客としてカウントされません。

※ より正確な分析のため、顧客登録時ではなく実際の初回来店日での集計を行っています。

顧客分析

  • RFM分析とデシル分析の2軸で顧客を可視化します。
  • 各顧客名から詳細画面へ移動できます。

VIP顧客(カード表示の基準)

  • 売上への貢献度が高いお客様を中心に、しばらくご来店のない方を優先表示します。
  • 対象は「直近のご利用が60〜90日前」のお客様です。
  • 最近1週間以内にご連絡・フォロー済みのお客様は表示されません。
  • 最大5名まで表示し、「最終来店日が古い順」に並びます。
  • 最もご利用の多いお客様でも、最近ご来店・ご連絡済みの場合は表示されないことがあります。

顧客登録

  1. 左メニューから「顧客管理」をクリック
  2. 画面右上の「新規顧客登録」ボタンをクリック
  3. 必要な情報(姓名、ふりがな、電話番号など)を入力
  4. 「登録」ボタンをクリックして完了

💡 初回来店日について

「初回来店日」フィールドは新規顧客分析で重要な役割を果たします:

  • 登録時は空欄でも構いません(後から入力可能)
  • 実際に初回来店された際に、顧客詳細画面で入力してください
  • この日付を基準に、ダッシュボードの「新規顧客数」が計算されます
  • より正確な新規顧客分析のため、実際の来店日での集計を行っています

💡 ワンポイントアドバイス

顧客番号は自動で採番されますが、独自の番号体系を使いたい場合は手動で入力も可能です。

サービス・商品登録

  1. 左メニューから「サービス・商品管理」をクリック
  2. 「新しいメニュー/商品を追加」ボタンをクリック
  3. サービス名、価格、施術時間などを入力
  4. 「登録」ボタンをクリックして完了

目標設定(KPI)

  1. 左メニュー「各種設定」→「目標設定」へ
  2. 月次の売上目標、来店件数、新規顧客数を入力
  3. 保存するとダッシュボードの達成状況に反映されます

💡 使い方のコツ

月初に当月の目標を設定し、週次/日次で進捗を確認すると運用が安定します。

分析設定(RFM/デシル)

  1. 左メニュー「各種設定」→「分析設定」へ
  2. アクティブ顧客判定期間(既定: 3ヶ月)、VIP判定平均単価(既定: 10,000円)、休眠判定日数(既定: 180日)を確認・調整
  3. 保存後、ダッシュボード/顧客分析/一覧の分類表示に反映されます

⚠️ 注意

設定変更後、集計のキャッシュを反映するまで数分かかることがあります。

スタッフ登録

  1. 左メニューから「スタッフ管理」をクリック
  2. 「新しいスタッフを追加」ボタンをクリック
  3. スタッフ名、役職などを入力
  4. 「登録」ボタンをクリックして完了

予約管理

  1. 左メニューから「予約管理」をクリック
  2. 「新規予約登録」ボタンから予約を追加
  3. 顧客・日時・サービス・担当者を選択
  4. 予約詳細を入力して「登録」をクリック
カレンダー表示

月単位・週単位での予約状況を視覚的に確認できます。

予約検索

顧客名・日付・サービス内容で予約を簡単に検索できます。

運用の流れ(重要)

  1. まず「予約管理」で予約を登録(電話・LINE・店頭などで受付後)。
  2. 来店があったら、予約詳細画面で「来店完了」ボタンを押下。
  3. 施術後に必ず「売上入力」を行う。
  4. 売上入力が完了して初めて、ダッシュボードや各種レポートに売上として反映されます。

⚠️ 注意

予約 → 来店完了 → 売上入力の順序で実施してください。予約を登録しただけでは売上には計上されません。

売上入力

  1. 左メニューから「売上入力」をクリック
  2. 顧客を検索・選択
  3. 施術サービス・商品販売を入力
  4. 支払い方法(現金・カード・回数券など)を選択
  5. 「登録」ボタンをクリックして完了

💡 効率的な入力のコツ

回数券や定額制サービスを利用している場合、自動的に残り回数が計算されます。

ジャーナル記録

  1. 左メニューから「ジャーナル」をクリック
  2. 「新規記録」ボタンをクリック
  3. 目標・活動・成果・気づき・課題・気分を記録
  4. 「保存」ボタンをクリックして完了

⚠️ 継続のコツ

毎日5分でも継続することで、サロン経営の改善点が明確になります。

マーケティング活動・キャンペーン管理

  1. 左メニューから「マーケティング管理」をクリック
  2. 「新規活動登録」または「新規キャンペーン登録」をクリック
  3. 活動名・期間・内容・効果測定方法を入力
  4. 「登録」ボタンをクリックして完了
効果測定

各マーケティング活動の効果を数値で追跡・分析できます。

キャンペーン管理

期間限定キャンペーンの設定・進捗管理が可能です。

RFM分析とは

RFMは、Recency(直近の来店の新しさ)、Frequency(一定期間の来店回数)、Monetary(一定期間の購入金額)の3指標で顧客を評価する方法です。各指標を5段階にスコア化し、総合スコアやセグメント(VIP/ロイヤル/要フォロー/休眠 など)で顧客の状態を把握します。

  • Recency: 日数が少ないほど高評価(新しさ)。
  • Frequency: 回数が多いほど高評価(関与度)。
  • Monetary: 金額が大きいほど高評価(貢献度)。

推奨施策

VIP=維持(お礼・次回提案)、ロイヤル=育成(会員化・定額化)、要フォロー/休眠予備軍=再来促進(お知らせ・クーポン)など。具体的な施策は、サロアカ参加者は夏香先生の個別/グループコンサルやChatworkで相談してみてください。

デシル分析とは

顧客を購入金額順に並べ、全体を10等分(デシル1〜10)に分けて、どの層がどれだけ売上に寄与しているかを把握する方法です。一般にD1=最上位10%、D10=下位10%を意味します。

  • D1=VIP維持、D2=ロイヤル育成、D3〜D5=来店促進、D6〜D10=底上げが基本方針です。
  • テーブル上の「層(デシル)」列で個々の顧客の層を確認できます。

推奨施策

上位層にはVIP待遇や定着施策、中位層には来店回数を増やす提案、下位層には掘り起こし施策。具体策は、サロアカ参加者は夏香先生の個別/グループコンサルやChatworkで相談を。

月次レポート

  1. 左メニューから「月次レポート」をクリック
  2. 対象月を選択
  3. 売上・施術・物販の詳細データを確認
  4. 必要に応じてCSVエクスポートを実行
売上分析

月単位・年単位の売上推移をグラフで可視化

顧客分析

新規・リピート顧客の動向を詳細分析

週次レポート(週報)

  1. 左メニューから「週次レポート」をクリック
  2. 対象週を選択
  3. 週間の売上・来客数・活動状況を確認
  4. 週報としても活用可能な形式で出力

💡 週報活用のポイント

週次レポートは経営会議や振り返りミーティングの資料としてそのまま活用できます。定期的な改善サイクルの構築にお役立てください。

自動週報生成

日々のジャーナル記録から、サロアカ形式の週報を自動生成。経営改善のPDCAサイクルをサポートします。

※ 週次レポート機能からも同様の週報形式での出力が可能です。

⚠️ 継続のコツ

毎日5分でも継続することで、サロン経営の改善点が明確になります。

データエクスポート・インポート

  1. 左メニューから「データ管理」をクリック
  2. エクスポート:必要なデータを選択してCSVダウンロード
  3. インポート:CSVファイルを選択してデータ一括登録

⚠️ インポート時の注意

データインポート前には必ずバックアップを取得してください。

VIP顧客(カード表示の基準)

  • 売上への貢献度が高いお客様を中心に、しばらくご来店のない方を優先表示します。
  • 対象は「直近のご利用が60〜90日前」のお客様です。
  • 最近1週間以内にご連絡・フォロー済みのお客様は表示されません。
  • 最大5名まで表示し、「最終来店日が古い順」に並びます。
  • 最もご利用の多いお客様でも、最近ご来店・ご連絡済みの場合は表示されないことがあります。

回数券・定額制が絡む来店の削除手順

⚠️ 先に確認すること

削除したい来店が「回数券/定額制の購入」を含むか確認してください。購入を含む来店は、次の手順で安全に削除します。

  1. 回数券(または定額制)に「使用履歴」が残っていないか確認(顧客詳細 → 回数券カード → 使用履歴)。
  2. 使用履歴がある場合は、先に使用した来店の該当明細を削除(または支払い方法を通常料金に変更)。
    明細を削除すると回数券残数は自動で戻ります。
  3. 使用履歴がゼロになったら、回数券を購入した来店を削除。

💡 補足

  • 削除時は明細を1件ずつ処理するため、回数券の残数復元ロジックが確実に動作します。
  • 使用済み資産が紐づく場合は削除を中断し、分かりやすいエラーメッセージを表示します。

取引削除と回数券の残数について(重要)

⚠️ ご注意

「回数券を使用した取引」を削除しても、回数券の残数は自動では戻りません。必要に応じて、手動で残高調整してください。

  1. 顧客詳細画面を開く
  2. 対象の回数券カードで「使用履歴」をクリック
  3. 右上の「残高を調整」ボタンから、適切な回数(+/-)へ調整

💡 補足

  • 調整内容は「調整履歴」に記録され、だれが・いつ・どれだけ変更したか確認できます。
  • 今後、無効/期限切れの資産も後から参照しやすくする「資産履歴」の提供を予定しています。

チケット・プリペイドの手動調整

システムエラーや入力ミスにより、チケットの残数やプリペイドの残高が実際と異なる場合、手動で調整できます。

🎫 チケット残数の調整

  1. 顧客詳細画面を開く
  2. 対象のチケットカードで「使用履歴」をクリック
  3. 右上の「残高を調整」ボタンをクリック
  4. 調整理由を入力し、増減する回数を設定
  5. 「調整実行」ボタンで確定

💳 プリペイド残高の調整

  1. 売上入力画面で対象顧客を選択
  2. 「プリペイドチャージ」メニューを選択
  3. 調整金額を入力(マイナス調整の場合は負の値)
  4. 備考欄に調整理由を記載
  5. 支払い方法を「調整」に設定して登録

💡 調整履歴の確認

  • チケット調整:顧客詳細 → チケット使用履歴 → 「調整履歴」タブ
  • プリペイド調整:顧客詳細 → 来店履歴で調整取引を確認
  • すべての調整は「いつ・だれが・なぜ・いくら」が記録されます

⚠️ 調整時の注意点

  • 調整前に必ず実際の残数・残高を確認してください
  • 調整理由は後から確認できるよう、詳しく記載してください
  • 大幅な調整が必要な場合は、原因を調査してから実行してください

予約の削除(過去予約を含む)

誤って登録した予約は、予約詳細画面の「削除」ボタンから削除できます。過去の予約も削除可能です(キャンセルとは別の操作です)。

システム設定

  1. 左メニューから「設定」をクリック
  2. 基本設定・表示設定・通知設定を調整
  3. 「保存」ボタンをクリックして適用

便利な検索機能

顧客検索

名前・ふりがな・電話番号で高速検索

予約検索

日付・顧客・サービス内容で絞り込み

高度な絞り込み

複数条件を組み合わせた詳細検索

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お困りの時は

使い方でご不明な点がございましたら、
Chatworkのサポートグループにて
お気軽にお問い合わせください。

Chatwork「サロアカ・コンパス」サポート用グループ

URL:https://www.chatwork.com/g/pnufnisok8ogwq